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Witness me...

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Byまな

■ 『MADMAX』 感想その2☆

最初の感想でも書きましたが、ニュークスとケイパブルの純愛がツボで…
(レイマミといい、こういうせつない展開に弱いのです)
この二人に限らず、登場人物それぞれにストーリーがあって観る側を飽きさせないんですよね。
各キャラについて書きたいところですが きりがないので今回はニュークス。
初見の時、ニュークスはただのザコキャラだと思ったんですよ。
砂嵐の後、息絶えて出番終了…と思いきや、後に重要な役割を果たすことになるとは!

ニュークスとケイパブルのエピソードのはじまり・・・
実はウォーリグに忍び込んだニュークスがワイブスに見つかり言い争いの末
車から突き落とされるシーンから始まっていたんですよね。(よく観るとケイパブルとの会話に焦点が)
車から落ちた後、ケイパブルが首に巻いていた白い布を握りしめていたことに気付くニュークス。
その白い布のおかげで、ジョーにワイブスと接触したことをアピールできたわけですが、
その後も大切に持っていたのか、最後までニュークスの手首に巻かれていました。
(これは初見では気付かなかった) あーん もうニュークス可愛すぎ!!
こういう細かい演出は所々に散りばめられていて、見る度発見があります。

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ケイパブルと初めて会った時点では、ジョーに洗脳されていたニュークス・・・
その後、自身の失敗が原因でスプレンディド が命を落してしまったことで大きな転機が訪れる。

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自己嫌悪に陥って子供のように震えるニュークスを見つけ、彼を優しく慰めるケイパブル。
このシーン、ケイパブルが自ら横になって、ニュークスと同じ目線で優しく語りかける姿が印象的。
彼女はニュークスにとって、自分の話を否定せず正面から受止めてくれた唯一の存在だったのではないでしょうか。
そして、この時初めて慈愛というものを知ったのかもしれません。
(コミックスによるとニュークスは赤ちゃんの時に両親を亡くしていますが貧しいながらも愛されていたようです)

スプレンディドの死は、マックスや残されたワイズスにも大きな影響を与えたと思うんです。
それまで自分の為だけに行動していたマックスがフュリオサたちと助け合いながら闘うようになり、
ワイブスも、それぞれ自分の意志で行動するようになる。
悲しい出来事だったけれど、これをきっかけに仲間としての結束が高まったように感じました。
でも、スプレンディドには最後まで生きていてほしかったなぁ・・・
初見の時は、あのホッとしたシーンの後だっただけにショックでした。



本作のキーワードともいえるニュークスの台詞・・・

「Witness me! (俺を見ろ!)」

序盤は名誉の戦死を遂げることで魂が英雄の館に招かれ転生できると信じていたこともあり
「ジョーの為に名誉の死を遂げる俺を見届けろ!」と死に憧れを抱いていたニュークス。
(死を恐れるどころか「What a lovely day!」と言ってしまうところがもうMAD!)
でも、終盤、ケイパブルと出会い心の触れ合いを知ったことで、その言葉のニュアンスが変わっていく・・・

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こんなお茶目なシーンもあったりして。オバちゃんはキュンキュンしちゃいましたよ!
「木(tree)」 という言葉を知らなくて 「あの出っ張り」 とか言っちゃうところが可愛い~♡


今まで、人との触れ合いや心の繋がりを知らなかったニュークスが
ケイパブルと出会い、その優しさに触れたことで、生きる希望を見つける。
戦いの最中に生まれた ちっぽけだけど小さな光・・・ (ん?笑)
二人が一緒にいられた時間はほんの僅かだったけれど
ニュークスにとっては、愛に満ち溢れた暖かい時間だったに違いない。

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最期は、愛というものを教えてくれた、たった一人の女・・・
ケイパブルへ静かに囁く・・・

Witness me... 

「おれの生きた証を 見届けてくれ・・・」
自分の意志で、仲間、そしてケイパブルの為に犠牲となる道を選んだニュークス…
その言葉を受け止めたケイパブルは、静かに手を差し伸べニュークスの魂を胸に引き寄せる。
(ケイパブルの魂を掴む(?)ポーズは鉄馬の女たちから受け継がれたものかな)
もう、このシーン、何度見ても泣けます・・・。



ケイパブルに 「先に行け」 と促すニュークス、男の顔になってますよね!
リクタスがあんな事さえしなければ・・・!
死を覚悟した後、ケイパブルを真っ直ぐに見つめるニュークスの表情がせつなくてたまらない…
その勇姿、管理人もしかと心に焼き付けましたよ・・・(号泣)


最期の「Witness me...」は本当にせつない。
ケイパブルと出会うまでは死を厭わなかったニュークスだけど
この時初めてもっと生きていたかった・・・と思たんじゃないかな・・・(泣)
仲間たちと"緑の地"へ戻ることを決めた時、「希望はある…」 と言っているだけに
このシーンは観るのがつらい・・・・・。





前にも書きましたが、エンディングシーンの後、
マックスはニュークスが散ったあの場所へ行ったのでは?と妄想していたら
妄想ドンピシャのイラストを発見しまして・・・・ただただ涙。

Mad max fury road - I live again by maXKennedy on DeviantArt


Mad Max Fury Road - Your jacket by maXKennedy on DeviantArt

「Your jacket」...ニュークスの亡骸にあのジャケットを羽織わせるマックス・・・泣ける。


余談ですが、ニュークスを演じたニコラス・ホルトくん、実はめちゃ美形!
ジャガーのCMは現代版ニュークスといった感じでカッコイイ!!





はぁ・・・まだまだ語りたいことが・・・ 後日また書いちゃうと思います(ウザ!)
ダラダラと長くなりましたが最後まで読んで下さって有難うございました。。









ani3.gif Thanks.gif
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Comments

TOM  

愛とは・・・

『愛ってなんですか?』

(レイア編)
…もし、大切な人や好きな人が亡くなったり傷ついたりしたら
悲しいでしょう?それが愛なの。
誰もが生まれながらに持っているもの、絶対に捨てられない心、
そして最後に安らげる場所、それが愛なの。

(ニュークス編)
それはね。生きる意味を見つけた時のことなんだ。
生きたい!生きねば!という義務感が生まれた時、それが愛なんだ。
…それと同時に、死んでもいい、死んでもかまわないと思える時でもあるんだ。
逆説的だろう?だけど矛盾ではないんだよ。
生と死は一体なのだからね。


…という感じでしょうかねぇ。
ニュークスはケイパブルと一緒に過ごした僅かな時間も、自分の命は長くはない
ことを分かっていたでしょう。
「ああ、もっとこうしていたい…、でも満たされている。怖くはない。。」
レイとマミヤのようですよね。


またニュークス最期のシーンのBGMが感動的!
本編ずーっと過激バイオレンスの暴力映画なのに人を魅了させる、感動させる、
なるほど、アミバの言っていた「暴力はいいぞ!」とはこういうことだったのか…。
(違うか)

2015/12/20 (Sun) 15:48 | EDIT | REPLY |   

まな  

>TOMさん

こんばんは!
コメント有難うございます!!

レイア先生の教えは子供達に対してなのでとてもわかりやすいですよね。
「最後に安らげる場所」というのが印象的。
壮絶な戦いの後、安らぎの場所で最期を迎えることができたシャチは
幸せだったのかもしれません…。

一方、ニュークスの「愛」は深い・・・
それまで「愛」という言葉さえ知らなかったニュークスが
ケイパブルと出会い真実の愛を知る。
死期が近いことがわかっていたニュークスだけど、
ケイパブルによって注がれた愛は彼にとって深く一生分の愛だったんでしょうね。
>死んでもいい、死んでもかまわないと思える時でもあるんだ
「死」に対する考え方も、序盤と終盤では全く違うニュアンスになっていますよね。
ほんの僅かな時間の中で愛の深さ、意味を知ったニュークス・・・
純粋だったからこそケイパブルの愛がストレートに伝わったんだと思います。

あーなんだか意味不明になってしまった(^^;)
しかし、何度も観ても飽きない映画です(笑)
BGMも凄くいいですよね。ニュークスの最期のシーンも感動的ですが
変わり果てた故郷で鉄馬の女たちとワイブスが星空を見上げるシーンの静かなBGMも好きです。
激しい戦いの途中に訪れた静寂・・・映像も美しくてジーンときちゃいます。

2015/12/20 (Sun) 21:39 | EDIT | REPLY |   

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